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まず、はじめに

Takahashi

プロジェクトの目的は、

マラウイおよびサブサハラアフリカ地域の現代アートを日本に紹介すること。活動をとおしてその国やアーティストを支援し、日本社会を活性化すること。


アーティストを支援するとは、

作品が売れること。その収入で暮らしが成り立つようにすることに尽きると思います。日本人でも美大を出た後、"芸術で飯が食える" のはほんの一握り。アート市場が未成熟だといわれる中での無謀な挑戦です。


まずは、日本に紹介すべきアーティストを探します。いずれは育成もしていきたいですが、最初はヨーロッパなどでの展示の実績もあるプロのアーティストから探すことにします。


選択基準は、

コンセプト・コンテクスト・スタイル・社会性・影響力などに加え、何のために、どのようなアートを、日本のどんな人に紹介したいのか、というマーケティング要素も必要です。


それについては長くなるのでまた別記事で書くとして、個人レベル(わたしは会社をやっていますが創業したばかりの1人社長なので、スキルも資金もほぼ個人レベル)でのアフリカとの取り引きについて書いていきます。


これから海外ビジネスを始めよう、アフリカが気になるという方の参考になれば幸いです。


実績も資金力もない外国人から、いきなりメールがきてもあやしいですよね。そこでこちらがちゃんとしてる感じをわかりやすく伝えるため、外務省によるTICAD7パートナー事業の認定を取ることにしました。


TICAD7とは、

Tokyo International Conference on African Development(アフリカ開発会議)の略で、アフリカの開発をテーマとする国際会議です。1993年以降、日本政府の主導で国連や世界銀行などと共同で開催されています。


ちょうど今年は横浜開催だし、これを逃すと次は3年後。パートナー事業に認定されるのは2019年に実行される事業。なんとかこれに間に合うようイベントを企画することに。



みなとみらいギャラリー

会場は、やはり会議が開かれるみなとみらいエリアで、参加アーテイストにとっても実績となるようなカッコいいところ。となると、パシフィコ横浜へ向かう左手の吹き抜け、みなとみらいギャラリーしかない!


さっそく問い合わせてみると、人気の会場なので年内は予約がいっぱい。なんとか年内に開催したい旨を説明し、上層部の人につないでもらい、本来はオープンしていない年末の5日間を特別に使わせていただけることになりました。


ほっとすると同時に、もういよいよ後へは引けない状況になっていきます。



イベントの企画書や申請書を外務省へ提出し、無事にパートナー事業認定を受けました。


日本国内でもいろいろな人に話して、アドバイスや協力を仰ぎます。そして、いよいよぜひ日本で展示したいと思った将来性のあるアーテイストに企画書を送って、出展の交渉を開始します。



やったこと:

  1. プロジェクトを始めようと決める

  2. 第一段階の目的、目標、ゴールを決める

  3. 企画書を書く

  4. 会場を決める

  5. 企画書を配り、協力者を募る

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